現在の場所: ホーム Auto-ID Lab. Japanについて 最新情報 2008年の話題 稲葉達也研究員、IEEE RFID 2008で最優秀論文賞を受賞

稲葉達也研究員、IEEE RFID 2008で最優秀論文賞を受賞

Auto-ID Lab. Japanの稲葉達也研究員の研究論文が、アメリカ、ラスベガスで行われた IEEE International Conference on RFID (IEEE RFID) 2008 において、 Best Paper Awardを受賞しました。 IEEE RFIDは、 RFIDシステムを支える無線技術、情報技術、またRFIDシステムを使ったアプリケーションについての研究成果の発表を目的として、 IEEEが主催する国際会議です。

RFIDシステムの利用のための検討が SCM分野において数多く行われているのは、一般に、 RFIDシステムを利用することでモノの可視性が上がり、それによってビジネスの効率化がすすむと考えられているためです。しかし、オープンなサプライチェーン環境ではRFIDシステムの導入が一様には進まないため、サプライチェーンにおいて「まばらな」モノの位置情報しか利用できず、結果としてビジネス上のメリットが得られにくいという問題があります。また、この問題のために企業はRFIDの導入を躊躇し、結果としてRFIDの普及が進まないという悪循環が発生しています。稲葉研究員の研究は、RFID普及期に見られるこの問題を解決するための一つのモデルを提案しています。実際に産業界が直面している問題に対する提案を行ったことが評価されて、今回の受賞につながりました。

受賞論文:Value of Sparse RFID Traceability Information in Asset Tracking During Migration Period

写真: 受賞する稲葉研究員

関連情報: IEEE and ODIN technologies Award Best RFID Paper (Best Paper Awardのスポンサーからの発表)